冬になるとよく聞かれるようになる感染症の一つに「インフルエンザ」があります。
例年寒くなる10月頃から流行りだして3月頃まで感染する人が多く確認できます。
インフルエンザは通常の風邪とは違います。
症状は通常の風邪のようにのどの痛み、鼻水の症状に加えて
・急に38度から40度の高熱
・倦怠感(けだるさ)
・筋肉痛
・関節痛
などの全身症状も強いです。
気管支炎や肺炎を合併することもあり、重症化すると脳炎、心不全を引き起こすこともあります。このような重症化する可能性が高いグループはハイリスクグループと言われています。そのグループは
65歳以上の方
5歳未満の方
妊娠中
そのほか、呼吸器疾患、心疾患、糖尿病などの代謝疾患、腎機能低下、ステロイドホルモン長期内服者、T細胞性免疫不全などの免疫機能不全の方などがこのハイリスクグループになります。
ハイリスクグループの方はインフルエンザウィルス感染でとどまらず、細菌性の気管支炎・肺炎を起こす可能性があり、命にかかわります。インフルエンザワクチンを接種することでインフルエンザに罹患しないわけではありませんが、発症する確率や合併症を軽減できます。可能であればインフルエンザワクチンを接種することをおすすめいたします。
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佐賀県嬉野市の樋口病院
専門医による脳神経(頭痛、パーキンソン病、認知症など)の治療や、生活習慣病などの一般診療まで
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