パーキンソン病の病気自体の影響で眠気を催すこともありますし、

パーキンソン病のためのお薬の副作用としての日中の眠気もあり得ます。それを解決するために、様々な方法で取り組みます。

何よりまず基本となるのは、まずは昼間しっかり動いて、夜ゆっくり休むという、生活リズムを整えることです。

パーキンソン病の運動症状に対してのお薬で、睡眠の構造自体に良い効果を認めたとする報告もあります。

また、夕方や夜になると、足がむずむず、足を動かさずにはいられなくなるなどの症状に対しては、少量のパーキンソン病のお薬が著効することも多いです。またレム睡眠行動異常症についても、寝る前の内服薬で症状は改善します。

パーキンソン病の方の睡眠時無呼吸症候群につきましては、空気の通り道である上気道の抵抗が増すことが原因の1つだと考えられており、

頻度は、通常の方の睡眠時無呼吸症候群の方と変わりないと言われています。

治療も同じく、持続陽圧呼吸(CPAP シーパップ)というものを使用して改善を計っていきます。

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佐賀県嬉野市の樋口病院
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