RSウィスルによる呼吸器感染症です。

2歳までには、ほぼ100%の乳幼児が感染するとされています。非常に感染力が強く、何度も感染と発病を繰り返す特徴があります。

流行は、夏の終わりごろから始まり、秋に多く、初春まで続くとされる感染症です。

症状は鼻水、38から39度の発熱があります。そのあとにが見られるようになります。気管支炎・肺炎へと病状が進行した場合には、「ぜーぜ、ひゅーひゅー」といったような喘鳴(ぜんめい、ぜいめい)を伴った呼吸困難・息を吸い込むときに胸のあたりが凹む陥没呼吸が見られ入院加療が必要となります。

RSウィルスにはワクチンや特効薬はありません。治療の基本は症状を和らげるための酸素投与、輸液、呼吸管理などです。

大人であれば、風邪の症状ですむことが多いですが、新生児や乳幼児が感染すると症状が悪化しやすい特徴があります。

前述のとおり特効薬やワクチンはありませんので感染症対策の基本である、手洗いおよびマスクをし、感染拡大をしないように対策しましょう。

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佐賀県嬉野市の樋口病院
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