以前、難聴には種類と程度があることをお話ししました。今回は年齢による難聴について。
年齢に伴う難聴は加齢性難聴(かれいせいなんちょう)といわれます。
両方の耳が同じように年数をかけて徐々に聞こえにくくなる状態で、どなたでもいずれ経験することです。
難聴の程度はさまざまです。急に聞こえなくなると自覚しやすいのですが、徐々に聞こえにくくなるため自覚しにくい難聴です。
症状として、
・高い音が聞こえなくなる
・言葉が聞き分けられなくなる
・聞きたい音を選別できなくなる
・早口の会話が聞き取りにくい などがあります。
具体的には
たけしたさん→あえいああん→あれはいかん
さとうさん→あおうさん→かとうさん
ひろい→いろい→しろい
わらう→あらう などです。
周りの方は、正面から口をみせてはっきりとお話しするように心がけていただくと聞こえにくい方は少し聞きやすくなります。
また、聞こえにくい場合、補聴器装用も一つの手段です。
聞こえにくいとお困りの際には耳鼻咽喉科受診ください。
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佐賀県嬉野市の樋口病院
専門医による脳神経(頭痛、パーキンソン病、認知症など)の治療や、生活習慣病などの一般診療まで
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