レーザー治療

以前のコラムで紹介させてもらった、アレルギー性鼻炎(花粉症含む)について

治療方法は大きく分けて保存的治療と手術療法があります。

保存的療法は

  1. 抗原の除去
  2. 免疫療法
  3. 薬物療法

手術療法は

レーザー手術、鼻腔構造を改善手術、くしゃみ・鼻汁に関与する神経を切断する手術があります。

当院では下鼻甲介粘膜焼灼術(レーザー手術)が可能です。この治療法は、20年程前から行われており、鼻の粘膜をレーザーによって変性させ、アレルギー反応を起こしにくい状態にする治療法です。

方法は以下の通りです。

痛み止めの薬をガーゼに染み込ませたものを鼻の中に数枚入れ、局所表面麻酔で行います。20-30分麻酔の効果をまち、ガーゼの抜き、下鼻甲介粘膜表面を焼灼していきます。両側の鼻を行い約15分程度です。

レーザーで焼灼後は「軽いやけど」を負った状態となり、数日は鼻水が多めにでます。また、「かさぶた」がついた状態になり治療前より少し鼻つまりを強く感じる方もおられます。その後、徐々に「かさぶた」が薄くなり鼻が通るようになってきます。約一か月後にはやけどをした粘膜はほぼ再生します。

焼灼後の痛みは大半の方は軽度です。当日痛み止めを必要とする方が半数程度おられます。しかし、翌日まで痛み止めを使い続けることは稀です。鼻水に血液が混じる程度の出血が数日見られますが特別な処置が必要となるほどの出血はありません。

手術の効果は個人差があります。治療を受けられた方の約8割が症状の改善を実感していると報告されているものもあります。また効果の持続についても個人差がありますが一般的には3年程度に1回実施するのが有効と報告されています。

留意点として、季節性のアレルギー性鼻炎の方は原因物質が飛散している時期には効果が低く、症状悪化することがあるため、原因物質が飛散いない時期に行うようにしていますのでご理解くださいませ。

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佐賀県嬉野市の樋口病院
専門医による脳神経(頭痛、パーキンソン病、認知症など)の治療や、生活習慣病などの一般診療まで
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