謹んで新春のお慶びを申し上げます。
2026年(令和8年)の年頭にあたり、皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。
一般的に、「大きな病院に行けば、最新の設備があり、最良の医療が受けられる」とお考えになる方は少なくありません。確かに、病気によっては高価な大型検査機器が必要不可欠な場合もあります。また近年、AI(人工知能)の能力もますます高まっており今年も大いに進化してくる分野だと期待しています。しかし、私が専門とするパーキンソン病、片頭痛、認知症といった脳神経内科の領域において、治療の成否を分ける最も重要な要素は、実は「機器」や「AI」ではありません。
それは、患者さんの言葉に耳を傾ける「問診」、微細な兆候を見逃さない「診察」、そして経験と知見に基づいた「正しい診断と治療方針の立案」です。これらは、どれほど高価な機器でも代替することのできない、医師としての技術と経験が問われる分野です。
私たち樋口病院は、この佐賀・嬉野の地にありながら、常に最新の医学的知見を取り入れ、学び続けることを決して怠りません。それは、「地方だから」という甘えを排し、質の高い標準治療や先進的な医療を、目の前の患者さんに提供するためです。
「樋口病院だからこそできる医療」とは、単に薬を処方することではなく、徹底した対話と診察によって、患者さんの不安を安心へと変えていくことだと確信しています。
本年も、脳神経内科・内科・整形外科・耳鼻科の「面倒見のよい病院」「安心を感じる病院」として、皆様から選ばれ続ける存在であるよう、職員一同、研鑽を積んでまいります。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
医療法人 陽明会 樋口病院
理事長 樋口正晃





