喉頭がん

以前、声がれ:嗄声(させい)について少し触れさせていただきました。

声の出るメカニズムは(声がれ:嗄声(嗄声))に記載している通り、左右の声帯がしなやかに動くことによって声が出ます。

このしなやかな動きを障害する何かができると声がかれます。その一つの疾患として喉頭がんがあります。

喉頭がんの多くは声帯に発生するため最初は声が変わる、声がかすれるという自覚症状が出てきます。がんができる場所によってはのどに違和感を感じたりします。がんが大きくなると血液の混じった痰がでたり、咳がでたり、場合により呼吸困難、ものが飲み込みにくいなどの症状をだす方もおられます。

原因はたばこ、お酒は危険因子と言われています。

喉頭がんは他のがんと同じように早期発見がとても大切です。

がんの拡がり具合によって治療方法が変わります。

声がれ(嗄声;させい)を来たした際にはなるべく早めの耳鼻咽喉科受診をお勧めします。

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佐賀県嬉野市の樋口病院
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