難聴の種類は以前お話しましたので今回は「難聴の程度」について

難聴の程度は、デシベル(dB)という単位を用いて表現します。

その方がどれだけ小さな音が聞こえるかという検査です。

「~の音でも聞くことが出来るレベル」 という事です。

例えば、

木のそよぎ(20dB)

小雨の音(40dB)

日常会話(60dB)

ピアノの音(80dB)

車のクラクション(110dB)

ジェット機の通過音(120dB)

これらは日常生活において聞える音の大きさの目安です。

聞こえが悪いと言うことで耳鼻咽喉科を受診すると聞こえの検査が行われます。その検査結果で、難聴の程度は以下の様に分類されています。

「軽度」「中等度」「高度」「重度」の4種類です。

大まかな自覚内容は

軽度難聴:小さな音や騒音がある中での会話、聞き間違い、聞き取りにくさを感じる

中等度難聴:普通の大きさの会話で聞き間違いや聞き取りにくさを感じる

高度難聴:非常に大きい声か、補聴器を装用しないと会話が聞えない

重度難聴:補聴器装用していてもききとれないことがある

たとえ聞こえの検査結果に難聴があったとしても、その方の生活スタイルによっては、日常生活に困っていないという事もあります。逆に、難聴が軽度であった場合でも、授業や会議などで聞こえにくさを感じる場合も出てきます。

聞えにくい、聞えないという症状を感じられたら一度耳鼻咽喉科にご相談ください。

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佐賀県嬉野市の樋口病院
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