最近、ヘルパンギーナの患者さんが増えています。

ヘルパンギーナは、発熱と口腔粘膜(口の中)にブツブツとした発疹があらわれる急性のウィルス性咽頭炎です。乳幼児を中心に夏に流行するいわゆる夏風邪の代表的疾患です。

症状は、突然の38-40℃の発熱に続いて咽頭痛(のどいた)が出現します。高熱で熱性けいれんを起こすことや口の中が非常に痛くて、不機嫌、拒食、哺乳障害によって脱水症を起こすことがあります。

①接触で感染が拡がっていく、②症状が消失しても排泄物からウィルスが排せつされることがあります。

このため手洗い、うがいをしっかりするようにしてください。

治療は、症状にあわせた治療(解熱剤、補液など)になります。高熱が続く、嘔吐する、呼びかけに答えないなど重症化すれば、より専門的な病院の受診が必要となります。

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佐賀県嬉野市の樋口病院
専門医による神経難病(認知症、パーキンソン病)治療や、生活習慣病などの一般診療まで
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