パーキンソン病は、“ふるえ・固縮・無動・姿勢障害”の4大症状が見られます。

症状は同時に全て起こるのではありません。また左右差があるのも特徴です。

□4大症状の中で自覚しやすいのが“ふるえ”です。じっとしている時に手や足が小刻みにふるえます。多くは片方の手足から始まって両方の手足へと症状が進行しますが、中にはふるえがない場合もあります。

□“固縮”は筋強剛とも言われ、筋肉がこわばって、手や足をスムーズに動かせなくなりますが、本人が自覚するのは難しいとされています。

□“無動”とは動作が遅くなることで、書く字が小さくなったり歩くのが遅れたり、顔の筋肉も動きにくくなるので瞬きの回数が減ったりします。

□“姿勢障害”は体のバランスがとりにくくなることで、立ち上がる時や方向転換する時に、人とぶつかるなどしてバランスを崩すと、棒のように倒れてしまいます。

最近では、無動・動作緩慢・振戦による組み合わせが診断にはより重要とされています。

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佐賀県嬉野市の樋口病院
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