アメリカでは、2000年から2012年の間で認知症の有病率が減っていたとの報告がありました。

2000年と2012年とを比較すると、教育を受けた年数が延長していました。教育水準の上昇がみられたとの事ですが、

その他、有病率が低下したことの理由になりうる、どういった行動がよかったのか、医学的にどういったものがよかったのかについては不明です。

教育歴が短いとアルツハイマー型認知症のリスクが上がることについては過去に報告されています。

高血圧、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病と呼ばれる血管系のリスクコントロールなども認知面に重要です。

今後、アメリカにおいても高齢者数は増加するので、継続的に有病率の経過をフォローすることが必要と述べられています。

JAMA Intern Med. 2017 ;177:51-58.

BMC Public Health 2014; 14: 643.

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