パーキンソン病という人名がついた病気があります。1755年4月11日生まれでイギリスのジェームス・パーキンソンという名前のお医者さんが報告されました。そのため、4月11日は世界パーキンソン病の日となっています。

パーキンソン先生は外科医としてロンドンで開業されていました。現在、ロンドン郊外にあるパーキンソン先生の生家はバーになっていました

 

外科医でありながらも、脳神経の病気についても診られていたのでしょう、62歳の時、つまり1817年(200年前)、「振戦麻痺に関するエッセイ」という名前で報告されました。振戦とはふるえのことであり、麻痺は手足の力が入りにくいことです。つまりふるえながら動けなくなるという不思議な病気が存在することをまとめられました。しかしこの病気はその当時はさほど注目されず、半世紀以上も後、1868年に有名な神経内科医の1人であるフランスのシャルコー先生により見直され、パーキンソン病という名前で呼称することを提唱されました。

つまり、今年2017年はパーキンソン先生が病気を世に発表されてから200周年の年です。

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佐賀県嬉野市の樋口病院
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