痛風といいますと、ビール⇒高尿酸血症⇒足指が腫れて痛くなるというイメージがあると思います。

今回は、それとは違い、頭痛と関係した偽痛風というお話です。

発作が痛風と似てはいるのですが、尿酸ではなく、主にはピロリン酸カルシウムという物質が原因となります。

偽痛風は足指に限らず、様々な関節、関節周囲におこります。それが、首の関節に起こった偽痛風をCrowned-Dens症候群と呼びます。

60歳以降の女性に多く、急激な頚部痛、首が回らない、発熱などの症状で発症します。

血液検査や首のCT検査などで診断します。

治療は痛みどめ、ステロイド薬の内服を行います。

急に首が痛くなって、首を回せない、熱が出たなどの場合、ご相談ください。

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佐賀県嬉野市の樋口病院
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