骨粗鬆症は骨密度が低下します。

骨密度が低いということは、脳の血管の動脈瘤リスクが上昇するという報告がありました。

両者ともに女性に多く、性ホルモンが影響している可能性がある、共通する病気の原因があるのだろうと論文では推察しています。

脳動脈瘤というのはある大きさ以上になると、破裂してくも膜下出血を起こす危険性があります。

そのため、破裂する前に治療を行う必要があります。動脈瘤は特に症状がないために、脳ドックなどで偶然発見されることも多いです。

骨密度の低下と動脈瘤が大きくなっていく現象と関係があるのか、ないのか、

骨密度を改善させれば、動脈瘤が大きくならないのか?などの疑問もわいてきます。

どちらも家族歴を聴取する必要がある病気であり、不思議な関係です。

JAMA  Neurol. 2017 Oct 16. 、Verywell H.P Updated October 03, 2017より

— — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — —
佐賀県嬉野市の樋口病院
専門医による神経難病(認知症、パーキンソン病)治療や、生活習慣病などの一般診療まで
~脳神経内科・内科・小児科・循環器内科・消化器内科・耳鼻咽喉科・整形外科・リハビリテーション科~

〒849-1411
佐賀県嬉野市塩田町馬場下甲1番地
freedial:0954-66-2022
tel:0954-66-2022
受付時間: 8:30~12:30/14:00~17:30
https://higuchi-hospital.com/

— — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — —