認知症といいますと、もの忘れのイメージがあると思います。

身体も脳も歳を重ねると、機能が若い時と比較すると衰えてくるのは、これは致し方のない事です。

その中で「もの忘れ」が出てくることも当然のことだと思います。

「この人の顔、見たことあるけど、名前はなんだったっけ?」という経験は多くの方にあると思います。

こういった時に、身体にも脳にも刺激を与えて、機能を維持することを心掛けたいものです。

そこで、以前、食事したこと自体を忘れる事を「病的なもの忘れ」、食事した内容を忘れるのを「加齢によるもの忘れ」と以前書きました。

その他についても書いてみようと思います。買い物を例にとると、買い物を行った事を忘れて、またお店に買い物しにいくのが、「病的なもの忘れ」、

買い物には行くが、買うものを忘れるのが、「加齢によるもの忘れ」。

ヒントを与えて思い出せないのが、「病的なもの忘れ」、ヒントを与えると思いだせるのが「加齢によるもの忘れ」。

探し物は誰かに盗まれたというのが「病的なもの忘れ」、探し物はどこかと思って探すのは「加齢によるもの忘れ」。

いかがでしょうか。

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佐賀県嬉野市の樋口病院
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