アメリカにシアターメアリーという修道院で生活されていた方がいらっしゃいました。

Aging with Graceというタイトルで本になっています。「気品を保ち、優雅に歳を重ねる、いわゆる”よい歳の重ね方”」とでも訳すのでしょうか。

彼女は中学校を卒業後、修道院にはいり、84歳まで数学の教師をされた後も、奉仕活動など積極的に社会活動をなされていたようです。

101歳でお亡くなりになられましたが、その直前まで認知機能は正常で他人とのコミュニケーションに問題なく、日常生活も自立していたようです。

死後、脳の状態が明らかとなりました。通常の脳の重量よりも軽く、あらゆるところに脳はアルツハイマー病の変化を示していました。

脳はアルツハイマー型認知症を発症していたことになります。しかし、症状としてアルツハイマー型認知症は認めなかったという事です。

この結果から、たとえ脳が変化していても、彼女のように、若い頃から規則正しい生活を送り、知的活動を絶えず行い、

社会の中で人との繋がりも大切にした結果、認知機能の予備力がついてたことで、症状は出てこない“無症候性アルツハイマー型認知症”となる場合が

あるということが言えるのかもしれません。

 

100歳の美しい脳―アルツハイマー病解明に手をさしのべた修道女たち// Aging with Grace: What the Nun Study Teaches Us About Leading Longer, Healthier, and More Meaningful Lives

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